スキューバダイビングは10歳以上なら誰でも始められる趣味です。シュノーケリングや体験ダイビングなどで海の魅力に気づいたら、40代からでも問題なく始められますよ。ぜひ、ライセンスを取得してより奥の深いダイビングを楽しんでください。
40代でもスキューバダイビングのライセンス取得は大丈夫スキューバダイビングをするには資格は必要ありませんが、ダイビングで使うタンクや器材のレンタルショップを利用する場合に、Cカードという認定ライセンスの提示が必要です。そのためスキューバダイビングを始めるなら、まずはC カードという認定ライセンスを取得しましょう。
40代になってからライセンスを取得するのは、気が引ける方は多いかもしれません。それはダイビングスクールやショップが自分に合うかどうか不安だからではないでしょうか。
まずは、ショップやインストラクターの雰囲気や客層・年齢層などを直接お店に訪れて確かめてください。
実際に話をすれば、自分より若い世代の人たちでも話しやすく一緒に潜りたいと思われるかもしれませんし、同世代の客層が多いショップであれば安心感があるかもしれません。
ご自分の感覚を確かめるためにも、訪れて話を聞くことが第一ステップです。ダイビングが好きな人たちと話すことでダイビングに対する気持ちが盛り上がります。
ショップが決まったらCカードの中で「オープン・ウォーター・ダイバー」という、ダイバーとして必要な知識やスキルを身につけた証明となるライセンスを取得します。
ライセンスの講習は、学科講習、プール講習、海洋講習、学科テストを受けるのですが、一定期間ダイビングスクールに通って取得する場合や現地の海で合宿のような形で短気で取得する場合があるので、自分の予定に合わせて学べる方を選びましょう。
ライセンスは10歳の子どもでも挑戦できるので、それほど難しいわけではありません。肩の力を抜いてインストラクターの指示を聞き、その通りにしていけば大丈夫です。学科講習やプール実習、海洋実習ではインストラクターの指示を確認最初は学科講習からスタートします。ダイビングに必要な知識を丁寧に教えてくれるので、確実に身につけていきましょう。テキストや復習用のDVDもあるので、自宅でもしっかり復習できます。
ダイビングの専門用語はなかなか覚えられないかもしれませんが、プール講習で実践していくと自然に頭に入っていきます。
プール講習では実際にウェットスーツを着用し、ボンベを背負って通常のプールよりやや深めのダイビング用のプールで潜ります。陸上でボンベを背負うと重さを感じて躊躇されるかもしれませんが、水中に潜ると浮力があるので一気に軽く感じられます。
フィンの使い方なども感覚を掴んで慣れるまでは難しいかもしれませんが、コツを掴んだら楽しくなるはずです。
プール講習は、ショップによっては安全な海の浅瀬で実施するケースもあります。プール講習などで基本的な水中動作を身につけたら、海での海洋実習です。海の世界に目が奪われるかもしれませんが、インストラクターの指示を見落とさないように安全に心がけて潜りましょう。
最後は学科テストです。問題は基本的な内容が中心で、引っかけ問題のようなものはありません。きちんと講習を受けていれば、問題なく回答できるはずです。
そして、学科テストに合格すれば念願のライセンス取得です。
ライセンスを取得して、体験ダイビングでは潜れない未知なる深い海の中へのダイビングを楽しんでください。体力に自信がない人もスキューバダイビングなら大丈夫40代は何かと忙しく運動不足の方も多いのではないでしょうか。大人になり、運動不足になると神経と筋肉の連携が悪くなるそうです。
しかし、ダイビングを始めて半年から1年くらいすると、筋肉はそれほど大きくはないのに、筋力が上がる方もいます。それは、神経からの指令で筋肉を構成する筋繊維が多く使われ、大きな力を使えるようになるから、といった理由があるようです。
またダイビングは、水泳のような息継ぎがいらないので苦しくなりません。体力的に自信がない方でも安心して海の中を楽しめます。
器材を背負っていても浮力があるので、快適に水中を散歩するように進めます。
ダイビングは体力作りにもつながります。水中ではリラックスできるので体も心もリフレッシュできます。
40代から始めた方が70代になっても続けて楽しんでいる方もいらっしゃいます。ライセンスを取得して深い海に潜れるようになると、海の神秘に驚きと感動を覚える方も多く、「こんな世界があったのか」とはまる方もたくさんいます。
無重力の浮遊感に抱かれながら、海の魚たちやユニークな生物たちと戯れる最高のひとときを楽しんでみませんか。
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